2018年03月
2018年03月31日
夜桜も楽しめる清水寺 春の夜間特別拝観
夜桜も楽しめる清水寺 春の夜間特別拝観
京都の清水寺で30日から春の夜間特別拝観が始まり、ライトアップされた約1000本の桜を楽しむことができます。
暗闇の中に幻想的に浮かび上がる桜。
京都市東山区の世界遺産・清水寺では、春の夜間特別拝観が30日から始まります。
特別拝観は毎年桜の開花する時期に合わせて行われ、今年で26回目です。
「清水の舞台」で知られる国宝の本堂は半世紀ぶりの大修理のために工事用の屋根で覆われていますが、期間中にはライトアップされた約1000本の桜を楽しむことができます。
清水寺によると今年は暖かい日が続いたため例年より境内の桜の開花が早く、この1週間が見ごろだということです。
清水寺の春の夜間特別拝観は4月8日まで行われます。
『清水寺 夜間特別拝観』
【日 時】3月30日(金)~4月8日(日)午後6時~9時
【拝観料】大人400円 小・中学生200円
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京都 上賀茂神社が洋式の婚礼衣装 ロイヤルウエディング意識
京都 上賀茂神社が洋式の婚礼衣装 ロイヤルウエディング意識
世界文化遺産の上賀茂神社(京都市北区)は、洋式の婚儀用衣装を製作した。ロイヤルウエディングを意識し、シンプルなデザインと素材にこだわった。提携先の市内3衣装店で順次貸し出す。
同神社での挙式が増加傾向にあることから、衣装の品ぞろえを広げようと企画した。
新婦のドレスは3種類で、いずれも18世紀のフランス発祥とされる女性礼服「ローブ・デコルテ」を採用。裾がふんわりと広がったスカートにリボンをあしらったり、ドレスにジャケットを合わせたりして気品のあるデザインに仕上げた。新郎のモーニングには、裏地に同神社の神紋のフタバアオイを取り入れた。衣装は全て国産シルクを使用している。
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アプリ 京都の駐輪場ナビが課題解決コンテストで優勝 シビックテックと行政の連携決め手
アプリ 京都の駐輪場ナビが課題解決コンテストで優勝 シビックテックと行政の連携決め手
Impact Hub Kyto(京都市上京区)で3月17日、IT技術で地域課題の解決を目指す有志の集まり「Code for Kyoto」の活動報告会が行われた。「チャレンジ!!オープンガバナンスコンテスト(COG)2017」で最優秀賞を獲得した「chariP naVi(チャリップナビ)」開発メンバーが喜びを語った。
観光に自転車活用を拡大させたいという京都市の課題に対し、滋賀富士通ソフトウエアの黄瑞穂さんや藤本有璃子さんを中心としたメンバーと京都市の井上卓也さんが連携を組み開発した同アプリ。京都市がオープンデータとして提供している観光やいしぶみ(石碑)情報などの情報やバス停、パンクや修理に対応するショップ、駐輪場やレンタサイクルの情報を地図上に表示。日本語のほか、中国語と英語に対応する。
黄さんによると、開発には京都市のオープンデータで現状を把握した上で、京都市や駐輪場の業者や市民に聞き取り調査を行い、「情報の見える化」が必要と結論づけた。インターネット上の意見解析や属性別の想定をした上で、プロトタイプまでたどり着くことができたという。
黄さんは「私自身も自転車で京都の街を走ることがあるが、駐輪場がどこにあるのか分からず、不便を感じていた。京都市には、駐輪場業者の紹介や、未公開データを公開していただくなど多くの面でご協力いただいた」と話す。
藤本さんは「行政と密に連携が取れたことも高く評価していただいた。今後は情報のリアルタイム化など実装していくと同時に、資金調達の方法も考えていきたい」と話す。
OGCは東京大学公共政策大学院が主催するコンテスト。自治体から応募で集まった課題をテーマに、データを活用した市民や学生からのアイデアを競う。審査基準には自治体と住民や学生との連携も含まれる。2017年は全59案のアイデアの中から13案が最終公開審査に進んだ。
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今年は東大15人、京大23人…京都の中国人留学生が相次ぎ合格
今年は東大15人、京大23人…京都の中国人留学生が相次ぎ合格
過酷な受験戦争が行われている自国に見切りをつけ、日本の大学へ入学する中国人学生が増えている。日本に留学する外国人のうち4割が中国人学生で、今春の入試でも中国人学生が相次いで合格した。京都市伏見区の中国人向け学校「関西語言学院」では東大15人、京大23人と国内の進学校に匹敵する進学実績で、校長は「第2、第3の周恩来を育てる」と話している。
関西語言学院は、京都市営地下鉄くいな橋駅から徒歩10分の場所にある。3月15日に行われた卒業式では「仰げば尊し」の合唱など、式典は日本式で行われた。卒業生は10〜20代の約430人。先生から卒業証書を受け取り、別れに涙する留学生の姿も見られた。
今春の卒業生は、東大15人、京大23人、名古屋大22人、東工大22人、九州大11人−と日本の進学校にも劣らない実績。ほとんどが一般入試で合格しているという。生徒は半年から2年で卒業するというが、ほぼ全員が日本の大学に合格するという。
学院が遼寧(りょうねい)省・瀋陽(しんよう)の東北育才学校と合弁設立した中高一貫校、東北育才外国語学校の出身など、日本語を学んでから来日する生徒が多い。
松尾英孝校長(69)は「ハングリー精神を持つ中国人は『平成の黒船』」と語る。卒業生の評判も良く、大学から「ぜひわが校を受験してほしい」と同校に営業活動にくることもあるという。日本で学び、日中国交正常化に尽力した周恩来元首相の名を挙げ、「第2、第3の周恩来を育て、勉強家の彼らが日本人学生を刺激する薬になればとも思う」と話していた。
日本学生支援機構によると、平成29年度の中国人留学生数は約10万7200人。年によって増減はあるが、おおむね上昇傾向にあるという。中国人は留学生全体の約41%を占め、2位のベトナム(23%)を引き離してトップ。東大、京大、早稲田、慶応など難関大も同様の傾向だという。
学院から東大に今春進学する姜声慧(きょうせいけい)さん(18)は「日本の有名大を卒業すれば中国の就職にも有利。英語は欧米の大学でなくとも学べるし、日本語も習得できる」と話していた。
中国の大学事情に詳しい京都大大学院の南部広孝教授(比較教育学)は「中国は大学名が就職先に直結するため、大学名やランキングに敏感。ただ、トップレベルの中国人は欧米の大学を選ぶ」と指摘したうえで、「(日本の大学が)トップ層に選ばれるには、もっと門戸を広げる努力が必要。中国人だけでなく多様な国の学生を受け入れるような変化も必要だ」と話していた。
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京都 清水寺で入社式 1200年の歴史で初めて
京都 清水寺で入社式 1200年の歴史で初めて
まもなく4月。新年度を迎えますが、京都の企業では一足早く入社式が行われました。
その会場はなんと清水寺、1200年のお寺の歴史上初めてのことです。
満開の桜が美しい30日はまさに春爛漫。
京都の清水寺は大勢の観光客で賑わいました。
そこへ集まった法被姿の男女15人、塗装会社「竹延グループ」の新入社員です。
「株式会社竹延新社員入社式を~」
厳かな雰囲気の中、本堂で始まったのはなんと「入社式」です。
1200年を超える清水寺の歴史の中で入社式が行われるのはこれが初めてです。
京都や大阪を中心に建設現場で塗装などを手掛けている竹延グループ。
なぜ、入社式を清水寺ですることになったのでしょうか。
【株式会社竹延・竹延幸雄社長】
「この建物のように、何十年もかけて技を磨いていく。ですがいつか、この建物のように、技を身につけれると思ってます。
それをメッセージとして送りかたった」
入社式ではお経が読み上げられ、新入社員の成長と活躍が祈願されました。
【新入社員】
「桜大好きで、ここで入社式すると聞いて、すごく楽しみにしてました。
感動してもらえるような職人になりたい」
仏様のありがたい励ましを受けた新入社員は無事、会社生活の第一歩を踏み出しました。
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新入社員ら、観音菩薩に決意誓う 清水寺で入社式
建築塗装会社の竹延(たけのべ)(大阪市都島区)が30日、グループ会社の入社式を京都市東山区の清水寺で開いた。新入社員らは千手観音菩薩(ぼさつ)の前で焼香し、一人前の職人になる決意を誓った。
15人の新入社員はスーツの上に法被を羽織り、式に臨んだ。寺を訪れていた外国人観光客らも、珍しい光景に見入っていた。清水寺によると、本堂で入社式を開くのは初めてという。
入社式では新入社員代表の中村早希(さき)さん(24)が「先輩の指導を受けながら、一人前の職人になるために努力していきたい」とあいさつ。清水寺の森清範(せいはん)貫主(かんす)は、「この晴れ舞台を忘れずに、技術を磨き、日本の建築技術に貢献して欲しい」と激励した。
竹延幸雄社長(44)は「最高の門出を新入社員にプレゼントし、我々の期待を伝えたかった」。建設業界は人手不足が深刻化しており、就職予定者らの関心を引きつける狙いもあるという。
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関西5私大で志願者増加 定員厳格化影響か (関関同立と京都産業、龍谷)
関西5私大で志願者増加 定員厳格化影響か (関関同立と京都産業、龍谷)
関西の2018年度私立大一般入試の志願状況が出そろった。関関同立と京都産業、龍谷の各大学では関西学院大をのぞき、前年より志願者数を伸ばした。大学関係者や大手予備校によると、文科省の定員超過抑制策の影響や私大に多い文系学部の人気、新学部設置が背景にあるとみられる。
関関同立では、同志社大が前年比6・5%増の4万8367人だった。同大は「経済学部が千人以上増えており、文系学部の人気が高くなったのが一因」と分析する。食マネジメント学部を新設する立命館大は同2・2%増(センター試験利用含む)の9万8262人、関西大は同9%増(同)の9万2216人だった。関西学院大は1・7%減(同)の4万2304人となった。
情報理工学部を新設する京都産業大は17・2%(同)の大幅増で5万562人となった。17年度も前年から21・8%増となっており、2年連続で大きく志願者を伸ばした。京産大入学センターは「学部再編を進める中、興味を持ってもらえた」とみる。龍谷大は4・3%増の4万2702人だった。
河合塾教育情報部の岩瀬香織チーフは「全国的に私立大の志願者は伸びた。定員管理が厳しくなる中、受験生が複数の大学に志願するケースが増えていることが背景にある」と分析する。
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就職内定率87・3%、過去最高 京都府内の大学
就職内定率87・3%、過去最高 京都府内の大学
京都府内の大学で今春の就職を希望する学生の内定率が2月1日時点で87・3%(前年同月比0・8ポイント増)となり、調査を始めた2010年度以来、過去最高だったことが京都労働局の調べで30日までに分かった。少子高齢化による人手不足に加え、景気拡大で企業の採用意欲が高まったためとみられる。
府内の大学28校に聞き取りをしたところ、就職希望者は2万6352人、内定者は2万3千人だった。調査を開始した10年度の内定率は63・2%だったが、7年間で徐々に改善し、9割近くにまで向上した。
府内11校の短大の内定率も過去最高の89・1%(4・0ポイント増)。文理別では、理系の内定率が88・8%(短大含む)と文系を1・6ポイント上回った。高校生の内定率も88・9%(0・7ポイント減)と、高水準を維持した。同局は「まだ内定を得ていない学生らの支援に力を入れたい」としている。
現在は来年3月卒業の学生の就職活動が本格化している。企業の採用意欲は引き続き高いため、内定率も高まりそうだ。ただ、人材獲得競争が激化し、知名度の高い大手が早い時期から学生を取り込むため、中小企業の採用が難しくなるなどの課題も深刻化している。
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京都 百夜通いの悲恋物語再現 小野小町ゆかり随心院で「はねず踊り」
京都 百夜通いの悲恋物語再現 小野小町ゆかり随心院で「はねず踊り」
小野小町ゆかりの寺院、隨心院(ずいしんいん)(京都市山科区)で小町伝説をテーマにした地元の少女による童謡と踊り「はねず踊り」が行われた。境内の梅園前の特設ステージで、薄紅色の小袖に身を包んだ少女らが、かわいらしい踊りを披露すると観光客らから盛んに拍手が送られた。
はねずとは薄紅色を表す古語。境内にある紅梅もはねず梅と呼ばれていた。隨心院には、小町を恋慕した深草少将(ふかしくさのしょうしょう)の「百夜通(ももよがよ)い」にまつわる悲恋物語が伝えられる。はねず踊りは江戸の元禄年間、はねず梅の回りに里の子供たちを集めてこの悲恋物語を歌と踊りで披露したのが始まりという。
晴天に恵まれた25日、小野小学校の4~6年の女子児童15人が、花笠にはねず色の段絞りの小袖姿で小町役と少将役に分かれ、ゆっくりとしたテンポの童歌に合わせて舞った。
はねず踊りは、大正時代に後継者不足から衰退したが、昭和48年に地域住民らが復活させた。保存会の平野永二会長(70)は「先人の苦労を思うと、しっかりと受け継いで後世に残したい。みなさん、はねずという言葉を覚えてください」と訴えた。
踊りに合わせて京都旅行に来たという東京都稲城市の薬剤師、本島美晴さん(60)は「初めて見たがとても見応えがあった。みんな上手ですね」と話していた。
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京都 PCウイルス保管容疑の会社員、不起訴 京都地検
京都 PCウイルス保管容疑の会社員、不起訴 京都地検
京都地検は30日、不正指令電磁的記録保管の疑いで逮捕された情報セキュリティー会社の男性社員(43)=川崎市多摩区=を不起訴処分にした。地検は「犯罪事実を立証できる十分な証拠を収集できなかった」としている。
男性は昨年10月、勤務先のパソコンを使い、ファイル共有ソフト「Share(シェア)」上に画像や動画、文書ファイルを流出させるウイルスを保管したとして、昨年10月に京都府警に逮捕されていた。
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高齢化進む団地、空き家使って 国交省が新たな支援策
高齢化進む団地、空き家使って 国交省が新たな支援策
高齢化が進んでいる住宅団地について、国土交通省は今春、再生に向けた事業を新たに始める。自治体などが、空き家を改修して高齢者支援や子育て支援の施設を整備する際の費用を支援する。若い世代の入居を促す狙いだ。
住宅団地は、高度経済成長期に都市部で急増した人口の受け入れ先として周辺各地で建設された。国交省によると、5ヘクタール以上の大規模な住宅団地は全国に約3千カ所あり、その半数が三大都市圏に立地する。当時は子育て世代が一斉に入居したが、現在は高齢化が進み、空き家や空き店舗が増えている。バス路線の維持が困難になるなど利便性が低下し、若年世帯が入居しなくなっている団地が少なくない。
こうした「負の連鎖」を断つため、国交省は空き家や空き店舗の活用に着目。自治体や住宅公社、民間団体が空き施設を使って高齢者や子育て世帯の生活支援施設を新設する場合、費用の一部を支援することを決めた。団地内の通路や緑道をバリアフリー化する際も支援対象となる。
同省はこれまでも空き家を施設などに改修する際の支援は実施してきたが、住宅団地を単位にした事業は初めてという。街全体を支援することで、より効果的に若年世帯の誘致を進めるのが狙いだ。
■カフェや遊び場にも
自治体レベルでは、空き家を活用した地域活性化の取り組みが始まっている。
横浜市は「地域まちづくり推進条例」に基づき、整備費用を助成している。この制度を利用し、同市金沢区の西柴団地では、団地内の空き店舗を活用した交流施設「さくら茶屋にししば」ができた。
西柴団地は昭和30年代から開発が始まり、近年、少子高齢化が進んでいた。「地域を元気づけたい」と住民の有志が立ち上げた。気軽に立ち寄れるカフェとしてだけでなく、アートフラワーや歌など趣味の教室、買い物支援や子どもたちの遊び場としても活用されている。
京都府八幡市のUR男山団地では2013年、関西大学とUR都市機構、市がまちづくりに向けた連携協定を結んだ。住民と学生が協働で運営。大学院生が常駐してお年寄りらの話し相手になるコミュニティー拠点や、団地集会所を改修した子育て支援施設を設置している。
1972年に入居が始まったこの団地と周辺住宅には、市の人口の約3割にあたる約2万人が入居。市の担当者は「一斉に高齢化が進み危機意識を持っていた」と話す。運営開始後、団地の平均年齢は下がっているという。
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