<京都府> 「ポケGO」活用へ アプリで隠れ名所紹介


京都府は世界的に人気のスマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンGO」などを活用し、普段は取り上げられることの少ない府内の隠れた観光情報を提供する事業に乗り出す。アプリを開発したナイアンティック日本法人を支援をするIT企業「未来ボックス」(横浜市)が開発した位置情報システムを使用。商店街や留学生など「京都観光情報応援大使」に“隠れ名所”の画像や解説を書き込んでもらい、スポットを登録できるシステムを構築する。

 今年8月、山田啓二知事とナイアンティック日本法人の村井説人社長が会談し、アプリを活用した観光振興で協力を進めていくことで合意していた。システム構築費用などに1100万円を計上し、府議会12月定例会に提案する。議決後、今年度中にシステムを完成させ、来春から始動させる。府は場所によっては登録データのポケモンGOへの提供も検討しており、アイテムを獲得できる「ポケストップ」が京都市以外にも増え、観光客増加につながる可能性もある。

 府や市町村によるデータを使った観光イベントへの展開も検討している。山田知事は「地域ならではの情報を書き込め、まったく新しい局面を作り出すことができると思う」と期待している。