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2016年09月30日

「股のぞき」研究評価に驚き イグ・ノーベル東山教授 (京都 立命館大)

「股のぞき」研究評価に驚き イグ・ノーベル東山教授 (京都 立命館大)



ユニークなテーマに取り組む世界の研究者に贈られる「イグ・ノーベル賞」で、今年の知覚賞を受賞した立命館大文学部の東山篤規教授(65)が29日、京都市北区の立命大衣笠キャンパスで記者会見を行った。上半身をかがめる「股のぞき」による景色の変化に関する研究が評価されたことに、「こんな内容が注目されて驚き」とユーモアを交えて喜びを語った。

 東山教授は空間知覚が専門。上半身をかがめて股から風景を眺めると距離感がつかみにくくなることを証明する2006年の論文などが評価された。妻は舞鶴市出身で、東山教授も何度も宮津市の天橋立を訪れている。「特別な場所。私の研究を体感してもらうには一番ふさわしい。妻も研究内容には感心してくれた」と喜んだ。

 論文執筆に約10年かけ、立命大の学生30人に協力してもらって、キャンパス内で実験を重ねた。「社会貢献は狙うものではない。おもしろいと思える研究をするのが大事」と、好奇心の大切さを強調した。

 授賞式のあった米国では、市民の関心も高く街で声をかけられることもあったという。「日本での注目もびっくり。でも(10月3日からの)ノーベル賞週間までかもね」。満席の会見場を見回して笑みを浮かべた。

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東山教授「楽しく研究が一番」=イグ・ノーベル賞の報告会―京都

「楽しく研究するのが一番です」。独創的でユーモラスな研究を表彰する「イグ・ノーベル賞」を、「股のぞき」の研究で受賞した立命館大文学部(京都市)の東山篤規教授(65)が29日、同大で受賞報告会を開いた。受賞について「うれしいなんて全く思わなかった。驚きだけです」と語った。

 報告会で東山教授は、両脚の間から顔を出して逆さまに物を見る股のぞきにより視覚に変化が生じるとした研究成果について、「日本で発表した際は無反応だった」と話した。一方、欧州では「反響がすごかった」といい、股のぞきで知られる京都府宮津市の天橋立に近い舞鶴市出身の妻に「これは面白い。あんたはプロやな」と褒められたという。

 股のぞきによる視覚の変化には重力が関係しているとみており、「重力のない世界へ行って、実験をやってみる価値はある」と述べた。 


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【イグ・ノーベル賞】受賞喜び「あんまりない。えー、なんで?」 立命館大・東山教授が「股のぞき」研究受賞の凱旋報告

上半身をかがめて股の間から世界を見る「股のぞき」のユニークな研究で、「イグ・ノーベル賞」の知覚賞を受賞した立命館大文学部の東山篤規(あつき)教授(65)=心理学=が29日午前、京都市北区の立命館大衣笠キャンパスで凱旋(がいせん)報告を行った。今回の受賞の喜びは「あんまりない。こんな研究に『えー、なんで?』という感じで驚きやった」と語り、集まった関係者を笑わせた。

 兵庫県加西市出身の東山教授。「関西人は天橋立(京都府宮津市)での股のぞきを知らない人はいない」と語り、研究を1990年代から開始した。国内の学会発表では無反応だったが、「欧州は人が集まるほど反響がすごかった」と語り、海外で高く評価された理由を分析した。

 ただ、今回の受賞研究は「基本的に世間に役立つものではない」と謙遜。天橋立のある宮津市に隣接する舞鶴市出身の妻からは「ご苦労やね」とねぎらいの言葉があったという。

 報道陣から、研究職を志す子供や学生らに対して一言と促されると、「楽しくやればいい」とエールを送った。

 東山教授は「股のぞき」の姿勢で眺めると、空と海が逆転し、見える風景の距離感がつかみにくくなる「光学的・身体的変換視野の効果(股のぞき効果)」を証明。大阪大大学院の足立浩平教授(行動統計科学)とともに、人々を笑わせる研究に贈られるイグ・ノーベル賞を受賞した。日本人の受賞は10年連続だった。


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参考

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kyoto00glo at 06:11│Comments(0)

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