2016年09月30日
成果披露へ胸“踊る” 京都 祇園甲部・温習会「大ざらえ」
成果披露へ胸“踊る” 京都 祇園甲部・温習会「大ざらえ」
京の秋をあでやかに彩る祇園甲部歌舞会の公演「温習会」(10月1-6日)の開幕を前に、総仕上げの「大ざらえ」が29日、会場となる京都市東山区の祇園甲部歌舞練場であった。
会場では京舞井上流家元の井上八千代さんが見守る中、芸舞妓が舞台衣装を身にまとい、次々と登場した。指導を受けながら舞台での所作を熱心に確認していた。
温習会は、祇園甲部の芸舞妓が京舞の精進の成果を披露する恒例の舞台。今秋は期間中に舞妓25人を含む総勢84人が出演する。
出し物は上演日によって異なる。今年は上方唄が多く、「貝づくし」と「萬歳(まんざい)」では舞妓が華やかに舞う。井上流に伝わる「梅見船」や「江口」、「名取月」も披露する。指定席8500円、自由席4千円。祇園甲部歌舞会TEL075(561)1115。
kyoto00glo at 06:05│Comments(0)