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2016年08月31日

京都の百貨店、続々売り場改装 爆買い下火、国内需要取り込み

京都の百貨店、続々売り場改装 爆買い下火、国内需要取り込み

京都市内の百貨店が積極的な改装で売り場を強化している。海外訪日客による高額品の消費が落ち着きを見せる中、主力の婦人服や好調を維持する化粧品で品ぞろえを充実し、国内需要の確実な取り込みを図っている。

 大丸京都店(下京区)は10月1日、新業態の化粧品売り場「アミューズボーテ」を地下2階に開業する。既存の1階売り場と商品をすみ分けし、ドラッグストアや通信販売で人気の90ブランドをそろえる。試用とメーク講座を行う特設スペースや休憩用の果菜ジュースバーも設けた。

 市内百貨店の売り上げは伸び悩んでいるが、化粧品は7月で前年同月比8%増と健闘する。広報担当は「百貨店で化粧品を買う人はまだ少ない。従来の枠を超えた商品で来店につなげたい」とさらなる販売増を目指す。初年度の売上高は2億5千万円を見込む。

 京都高島屋(同区)は、工費2億円を投じて9月に改装オープンする。和菓子売り場に京都初出店のたねや(近江八幡市)、笹屋伊織(下京区)など3店舗を新たに入れる。また、京都関連の店を東出入り口近くに集めて再編し、贈答用などとして購入する顧客の利便性を高める。

 婦人服売り場でも主力顧客層の40-50代向けに直轄の新店をオープンする。岡部恒明店長は「訪日客の高額品需要は一時のもの。国内客にしっかり買ってもらえる体制を築く」と話す。

 藤井大丸(同区)も40代向け中心の婦人服2店舗を9月に開業する。来秋に同様の店をさらに増やす予定で、広報担当は「流行に敏感で生活に余裕がある大人の女性に、高単価の商品をPRする」と狙いを語る。ジェイアール京都伊勢丹(同区)は24日に婦人服や装飾品、果物ゼリーなど6店舗を導入した。

 秋に向けた売り上げの巻き返しへ、各店の需要喚起策の成り行きが注目される。



kyoto00glo at 06:02│Comments(0)

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