ロシアの首都モスクワ郊外で139人が死亡したテロ事件について、プーチン大統領はウクライナ側の関与が疑われるとの主張を強めています。
これについて、アメリカのメディア、ブルームバーグは26日、プーチン政権に近い複数の関係者の話として、一部の側近らはウクライナの関与を示す証拠はないとしていると報じました。
さらに、プーチン大統領との協議の場で複数の政府高官らがウクライナの関与はないと一致したにもかかわらず「プーチン大統領は、ウクライナにおける戦争をめぐり国民の支持を強めるためこの悲劇を利用する決心を固めている」とする関係者の話を伝えています。
これについて、ロシア外務省のザハロワ報道官は26日、SNSへの投稿で「すべてフェイクだ」として報道を全面的に否定し、強く反発しました。
一方、ロシアの隣国ベラルーシの国営通信はルカシェンコ大統領がテロ事件の実行犯について、ベラルーシに逃亡しようとしたが、国境警備が厳しかったため、ウクライナとの国境に向かったと発言したと報じました。
プーチン大統領は、ウクライナが関与したとの主張の根拠として「ウクライナ側には国境を越えるための『窓』が用意されていた」と述べていて、盟友であるルカシェンコ大統領の発言がロシア側の主張と食い違うとの見方も出ています。
2024年03月28日
能登半島地震(87日目) 必要な支援と課題は?首長発言から【3月26日】
能登半島地震(87日目) 必要な支援と課題は?首長発言から【3月26日】
26日、石川県の「災害対策本部員会議」が開かれました。
被災した建物の公費解体などが本格化するのを前に、4月以降も被災した市や町への応援職員の派遣を求める声が相次ぎました。また、生活再建の支援に向けて、きめ細かい支援や県独自の支援を求める声も上がりました。
6つの自治体の首長の発言をまとめました。
※発言の順番に掲載しています。
目次
輪島市 坂口茂市長『エコキュートの修理進まず苦慮』
珠洲市 泉谷満寿裕市長『全体マネジメントできる職員派遣を』
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輪島市 坂口茂市長『エコキュートの修理進まず苦慮』
「3月22日に決定した特別交付税の3月分については、震災対応における財政需要も勘案していただいた。引き続き、財政面での支援もよろしくお願い申し上げる」
「水道の復旧率は73%まできた。ただ、25日に、第一配水池に至る送水管が損傷して、現在復旧中だが、約5千戸が一時的に断水している。26日中の復旧を目指している」
「一時避難所の避難者数は、先週と比較して92人減り1735人となった。水道の復旧率の割にはなかなか人数が減ってこないことに忸怩たる思いがある。宅内の水道管の漏水・修理や、お風呂に入るためのエコキュートがほぼ全滅している。この修理が、機材、部品、人的な部分もあわせてなかなか進まないところに苦慮している。様々な業者の案内も市民の皆さんにはしているが、まだまだ修理が進まないというのが現状だ」
「応急仮設住宅について。県の尽力で、輪島市が3200件の要請をしている中で、2320件が着工済みとなった。完成も318件。引き続き、建設促進をよろしくお願い申し上げる」
「り罹災証明書は69%まで交付率が上がってきた」
「倒壊家屋の緊急解体についても、発注済みは95件で、そのうち完了が24件という状況だ。少しずつ倒壊家屋の建物も解体撤去が進み出した。公費解体は4月1日から行う予定だが、申請日の予約件数が150件まで上がってきている」
珠洲市 泉谷満寿裕市長『全体マネジメントできる職員派遣を』
「人的支援のお願いを2点、申し上げたい。珠洲市では25日から公費解体の本申請の受け付けを開始した。4月に入ってから、解体作業を本格的に進めていきたいと考えているが、それについて、今後2年間にわたって他の自治体から派遣されている職員の調整や、できれば全体的なマネジメントもお願いできる技術職の確保が非常に重要で、できれば石川県から職員の派遣をお願いしたい。今後、進み具合を見極めながら、必要に応じて、業務の一部の事務委任、これは県議会の承認事項だと思うが、奥能登全域にわたって、業務の一部事務委任を進めていただければ非常に効率化が図れる。検討をお願い申し上げる」
「人的派遣についてもう1点は応援職員について。これまで石川県はもちろんのこと、福井県、また浜松市、熊本市、兵庫県など、全国各地から応援職員を派遣していただいており、改めて感謝申し上げる。今後、石川県には、短期間の応援職員について、例えば、同じ職員が1か月継続して珠洲市に来ていただけるように見直しをお願いしたい」
穴水町 吉村光輝町長『4月1日に復旧復興対策室を立ち上げ』
「前回・3月19日のこの会議での、由比ヶ丘地区における避難指示区域の早期解除にむけた復旧への支援について県にお願いしたところ、関係部局横断的に支援いただけることになった。改めて御礼申し上げる」
「穴水町の避難者は281人。避難所の数は17か所。避難者登録については744人となっている」
「仮設住宅は現在76戸が整備済みで、建設中は374戸となっている。入居世帯は75世帯160人。今後は陸上競技場の仮設住宅に85世帯が入居予定だ」
「避難所支援について。現在17の避難所のうち6か所で、静岡県、栃木県、奈良県の職員で24時間体制で運営支援をいただいているが、石川県や石川県警備協会の協力で、4月1日から夜間は警備会社で運営支援いただけることになった。石川県及び関係機関に感謝申し上げる。支援は4月以降、それぞれの分野で縮小方向で、最大100人を超えていた応援職員は、4月1日以降、30人程度になる見込みだ。ただ今後、公費解体も本格化し、生活再建支援制度も国で追加されたものや町独自の追加支援もあり、引き続き、各支援自治体や関係省庁の支援をお願いしたい」
「入浴支援について。自衛隊による入浴支援は穴水総合病院の駐車場で行われていたが、3月31日で終了する。穴水町での自衛隊の支援はこれが最後となる。これまでの支援に改めて感謝申し上げる。代替措置として、石川県の入浴支援制度を活用し、のとふれあい文化センターの入浴施設が25日から入浴支援を実施している。市街地を周遊する無料バスが利用できる。今後、増発を検討していく」
「支援物資について。B&G体育館で実施している支援物資の個別配布は、3月31日で終了する。避難所は引き続き支援するが、今後、自宅などで支援が必要な人に対しては町の社会福祉協議会や県と連携し、相談や各種の生活支援を実施したい」
「4月1日より30人規模で中長期の応援職員の派遣をいただくことになっている。初めての経験で、人事担当者が細かいところを大変苦慮している。石川県には、受け入れる際の対応マニュアルなど、各市町村での受け入れ対応が分かるものがあれば、ぜひご教授いただきたい」
「4月1日から総務課から独立して『復旧復興対策室』を町職員5人と全国からの応援職員、石川県職員、民間の委託職員などあわせて10人程度で組織し、今後の復興計画の策定や町全体の復旧と復興作業の調整を行いたいと考えている。能登空港に置かれる石川県の現地事務所とも連携して、復旧と復興にスピード感をもって対応していく」
能登町 大森凡世町長『4月以降も応援職員の派遣を』
「避難者は376人で、前回(19日)の報告から65人の減となっている。現在、28の避難所があるが、新年度に向け、宇出津小学校と小木中学校の避難所を集約化することにしている。順次、整理などを進めていく」
「断水の解消は5239戸で、通水率は84%まできた」
「被災家屋の公費解体は、これまでに225件の申請を受け付けている。鵜川、白丸地区で解体を始めた。4月以降も順次、公費解体を進めていく」
「これまで自衛隊と応援職員に支援してもらっていた物資の在庫管理について、3月20日から民間委託へと移行した」
「港の復興に向けた協議会が25日に設置され、立ち上げに尽力いただいた関係者に感謝申し上げる」
「職員の派遣について。これまで全国の自治体から応援職員をいただき、災害対応業務を支援していただいてきたが、4月以降もり災証明の2次調査が本格化するなど、多数の職員が必要となってくる。県や県内の市町も支援いただければと考えている」
「4月から町の復興推進課長として県職員の派遣をいただくことになり感謝申し上げる。派遣職員を中心として町の復興再建に取り組んでいく」
「最後に仮設住宅のサポート機能について。藤波運動公園のサッカー場に仮設住宅の建設が進んでいる。住民の入居に間にあうように、災害救助法による集会施設の整備を早期にお願いしたい」
「報道によれば、自民党が取りまとめる2次提言に福祉サービスの機能を持たせた施設の必要性が盛り込まれるということ。仮設住宅のサポート機能を最善のかたちで整備してもらえるよう、県には引き続き早急に検討していただきたい」
七尾市 茶谷義隆市長『宅地の復旧工事に相当の費用 支援を』
「避難者は前回(19日)より66人減って396人に。避難所の数も4か所減り、18か所となっている」
「公費解体の申請は現在444件で、自費解体の申請が2件となっている」
「仮設住宅の2次募集を行っていて、募集の240戸に対し、申込期限が4月7日だが、すでに221件の申し込みがある。旧七尾市内の方で不足することが想定される。県有地が候補地としてあがっているので、ぜひご検討をお願いしたい」
「住宅の緊急修理について、期限が3月31日となっているが、今また“大雨などで雨漏りが新たに分かった”というようなところがあるので、ぜひ延長をお願いしたい」
「個人が所有する宅地の被害について。熊本地震のときに熊本県が基金を活用して復旧させた事例がある。のり面や擁壁、陥没した地盤などの復旧工事、それから液状化防止のための住宅の地盤改良工事、住宅基礎の沈下や傾斜の修復工事、これらに関して相当の費用がかかる。熊本の例で言うと、対象工事で上限が1000万円、補助率は50万円を控除した額に対して2/3を支援ということで、これが県の復興基金から出ている。国の支援が行き届かない部分についての支援をぜひお願いしたい。七尾市でも30数件のこういった事例が発生していて、これを回復するには相当の費用がかかるということで、このあたりの負担を検討いただければ」
志賀町 稲岡健太郎町長『避難所残る人は仮設待つ人がほとんど』
「避難所の状況について。前回(19日)の報告から1施設、21人減り、12施設346人となっている」
「り災証明について。1次調査が90%の進捗(しんちょく)、発行も90%の進捗だが、まだまだ申請が途切れることない。少しずつ少しずつだが途切れることなく申請があるので、なかなか完了というところには至っていない」
「公費解体は現在469件の申請受け付けをしている」
「災害ごみについて。1日平均650台、113.2トンを受け入れている。こちらも前回の報告より少し減少してきている」
「ボランティアについて。ニーズの受け付けがこれまで累計で1126件に対し、完了は81%。ボランティアは、25日時点で4937人を受け入れている」
「最後に、避難所に残っているの方々は、仮設住宅の完成を待っている人がほとんどだと思っている。さらにスピードを上げて仮設住宅の建設を進めてもらいたい」
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能登半島地震(87日目) で全国最高の5.8メートルが遡上した新潟県上越市 意見交換会で「高齢者など支援が必要な人の避難について不安の声が」
能登半島地震(87日目) で全国最高の5.8メートルが遡上した新潟県上越市 意見交換会で「高齢者など支援が必要な人の避難について不安の声が」
能登半島地震の際の津波の対応について課題を整理して検証するため、新潟県 上越市が住民との意見交換会を開催しました。市民からは、高齢者や支援が必要な人の避難について不安の声が挙がりました。
意見交換会には上越市の直江津地区の町内会長や町内会の防災担当者ら住民およそ50人が参加しました。議題の一つになったのが「津波からの住民避難の在り方」です。
能登半島地震で津波に襲われた上越市。専門家の分析では2メートルほどの津波が押し寄せたとみられ、住宅15棟が浸水被害を受けました。
また、気象庁の調査によりますと陸地に押し寄せた津波の高さ=「遡上高」は全国で一番高い5.8メートルを観測しました。
これを受け、上越市は当時の住民の行動や対応を聞き課題を整理・検証したうえで避難計画の見直しなどに反映させようと意見交換会を開きました
【参加者は】「高齢者、老々介護の人たち。若い人がいないときに徒歩で避難するのが基本ですと言われても徒歩で避難できる人何人もいません」
【参加者は】「避難訓練の時に要支援者には町内の役員が付くと決めていたんですが町内の役員はつけません。町内の皆さんに火を消して逃げてと指示を出しながら逃げましたのでそこまで手が回りませんでした」
市民からは、高齢者や支援が必要な人の避難について不安の声が挙がりました。
【参加者は】「あす(災害が)あるかもわかりません。それがまた同じ失敗できるわけないので早急に何でもやらなきゃいけないと思っています」
上越市はできることからすぐに取り組み、避難の方法などは地域住民らと協議しながら決めていきたいとしています。
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円安進行受け3者会合「あらゆる手段排除しない」
円安進行受け3者会合「あらゆる手段排除しない」
財務省と金融庁、日銀の3者は午後6時20分から国威金融資本市場に関する情報交換会合(3者会合)を開き、為替市場で円安が進んでいる点について、過度な変動は望ましくないとの認識を共有しました。3者会合を開くのは2023年5月以来となります。会合終了後、財務省の神田財務官が記者団の取材に応じ、「現在の為替相場の動きはファンダメンタルズに沿っているとは到底言えず、投機的な動きであることは明らかだ。2週間で4%とほど円安が進んだ。なだらかな動きとは言えない」と指摘しました。為替介入については「あらゆる手段を排除しない」と市場を強くけん制しました。為替介入の実施に向けた準備状況については「常日頃から、異変に対応する準備はしている」と話しました。
為替相場では円安が進んでいます。きょうは一時1ドル=151円97銭をつけ、33年8か月ぶりの円安ドル高水準となりました。3者会合の開催を受けて、一時151円10銭前後まで円高が進みました。
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岸田首相と元米下院議長面談、8人中6人が教団系 写真に「リスト」
岸田首相と元米下院議長面談、8人中6人が教団系 写真に「リスト」
岸田文雄首相が自民党政調会長だった2019年、党本部でニュート・ギングリッチ元米下院議長と面談した際、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の友好団体トップが同席していた問題で、当時の面会者は8人で、うち6人が友好団体の関係者だったことがわかった。関係者が取材に証言し、当時撮影された写真にも参加者のリストと思われる書類が写っていた。
【写真】机に置かれた参加者のリストとみられる書類=ギングリッチ氏提供写真から(画像の一部を加工しています)
岸田氏は党政調会長だった19年10月4日、党本部でギングリッチ氏と面談。その場に、教団の友好団体「天宙平和連合(UPF)ジャパン」の梶栗正義議長や米国の教団の元会長でUPFインターナショナルのマイケル・ジェンキンス会長も同席し、岸田氏と会話を交わしたと、ギングリッチ氏らが取材に証言している。ギングリッチ氏は面談について「UPFジャパンが手配した」とも語っている。UPFは、教団の創始者である文鮮明(ムンソンミョン)氏と韓鶴子(ハンハクチャ)総裁の夫妻が創設した団体だ。
岸田氏はこれまで「ギングリッチ氏との面談であるとの認識だった」「大勢の同行者の一人ひとりについて承知していない」と繰り返し、教団友好団体トップが同席していたという認識はなかったと主張。党本部などに面会記録や資料は残っていないと説明していた。
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英BBC 東山紀之社長を単独取材 旧ジャニ初のメディア取材対応 30日配信「ジャニーズ解体その後」(性犯罪組織?)
英BBC 東山紀之社長を単独取材 旧ジャニ初のメディア取材対応 30日配信「ジャニーズ解体その後」(性犯罪組織?)
英BBCが、旧ジャニーズ事務所創業者の故ジャニー喜多川氏による性加害を巡る一連の問題について、SMILE-UP. 東山紀之社長に単独インタビューを敢行。日本時間30日午後12時30分から、同チャンネルで配信されることが分かった。
昨年3月に英BBCのドキュメンタリー番組で取り上げられ、4月に元ジャニーズJr.で歌手のカウアン・オカモトが会見で性被害を受けたと主張したことで大きな注目が集まった性加害問題。「外部専門家による再発防止特別チーム」が同年8月に発表した調査報告書で「長期間にわたって性加害が繰り返されていた」と認定された。
今年3月時点で約964人に及ぶ男性が被害者として名乗りを上げる中、実名で声を上げた被害者がネット上で誹謗中傷などの攻撃を受け、1人が自ら命を絶つ悲劇を招いた。
騒動の発端から1年を経て、BBCジャーナリストのモビーン・アザーが日本を再訪。その余波を調査した。BBCは「亡くなった男性の遺族にインタビューを行い、男性や遺族がどのような状況にあるのかを聞きました」と報告。BBCによると、男性の妻は「ほかに誰かが続かないとつぶれてしまうんじゃないかと思い、名乗り出た」と男性が話していたことや、「SMILE-UP.」が「被害者ではない可能性の高い方が、虚偽の話をされているケースが複数ある」とする声明をHPに掲載した後、誹謗中傷が増えたことなどを証言しているという。
さらに、東山社長に対し単独取材を敢行。インタビューでは、被害者に対してどのような補償やサポートを提供しているのか、被害者に対する誹謗中傷に事務所としてどう対処するつもりなのか、また事務所スタッフによる虐待の疑惑が新たに出たことについて、厳しい質問を投げかけた。
東山社長へのインタビューは今年2月に行われた。約60年におよぶ事務所の歴史の中で、経営幹部がメディアの取材に応じる初めて。30日にBBCニュースチャンネルで放送される番組「捕食者の影 ジャニーズ解体のその後」
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イスラエル、休戦交渉中断へ ガザへの攻撃継続
イスラエル、休戦交渉中断へ ガザへの攻撃継続
【エルサレム=共同】イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止や人質解放を巡る間接交渉で、米ニュースサイト、アクシオスは26日、イスラエル当局が同国代表団に交渉地カタールから帰国するよう命じたと報じた。関係者は「交渉は(決裂ではなく)中断で、数日以内に再開する」としているが、双方の主張の溝は大きく、先行きは不透明感を増している。イスラエル軍は26日もガザで激しい攻撃を続けた。
国連安全保障理事会がガザ停戦決議案を採択したが、イスラエルのガラント国防相は戦闘継続の意思を改めて表明。パレスチナ通信によると、ガザ最南部ラファへの空爆で住宅が破壊され、19人が死亡。ガザ保健当局によると、ガザ側の死者は3万2414人に上る。
間接交渉の仲介役は米国、カタール、エジプト。イスラエルは6週間の戦闘休止期間中にハマスが人質40人を解放するのと引き換えに、自らが拘束するパレスチナ人700人を釈放する新たな案に同意している。
釈放人数が2月の当初案より増え、イスラエルは妥協を示した形だが、ハマスは戦闘終結や軍のガザ撤収を求め続けており、仲介国を通じ25日、この案を拒否する考えを伝えた。
イスラエル政府高官は「国際社会の停戦圧力を強めるため、ハマスが交渉を遅らせている」と非難した。
ハマスのハニヤ最高指導者は26日、訪問先のイランで記者会見し、国連安保理のガザ停戦決議に触れ「イスラエルはかつてなく政治的に孤立している」と語った。
イスラエル軍は26日、レバノンにある親イラン民兵組織ヒズボラの軍事拠点を空爆したと発表。レバノンメディアによると、2人が死亡した。
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ウクライナにF16供与しても戦況変わらず、プーチン氏が指摘
ウクライナにF16供与しても戦況変わらず、プーチン氏が指摘
[28日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は27日、軍パイロットとの会合で、西側諸国がウクライナにF16戦闘機を供与しても戦況は変わらないとしつつ、核兵器の搭載が可能であることを考慮しなければならないとの認識を示した。ロシアの複数の通信社が伝えた。
F16がどこに配備されようとも正当な標的になると指摘。「戦車や装甲車、多連装ロケットランチャーを含むその他兵器を現在破壊しているのと同じようにF16を破壊するだけだ」と述べた。
ウクライナのクレバ外相はこれに先立ち、数カ月以内にウクライナにF16が届くと述べていた。
ベルギー、デンマーク、ノルウェー、オランダなどがF16の供与を表明。諸国連合がウクライナのパイロットにF16訓練を提供すると約束した。
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国際情勢 ロシア軍攻撃、東部で20人死傷 ウクライナ、防空支援要請/ ロシア乱射テロ、死者140人に ウクライナ関与を主張
国際情勢 ロシア軍攻撃、東部で20人死傷 ウクライナ、防空支援要請/ ロシア乱射テロ、死者140人に ウクライナ関与を主張
ロシア軍攻撃、東部で20人死傷 ウクライナ、防空支援要請
【キーウ共同】ウクライナ東部ハリコフに27日、ロシア軍の攻撃があり、市によると1人が死亡し、19人が負傷した。ロシア軍はウクライナへのミサイルや無人機での攻撃を激化させており、ハリコフでの被害も相次いでいる。ウクライナ政府は、各国に防空システムの供与を求めた。
クレバ外相は外国メディアとのオンライン記者会見で、ロシア軍は「高速で目標に到達する弾道ミサイルを多用しているため、人々が避難する時間がほとんどない」と訴えた。
ウクライナメディアによると、東部ドニエプロペトロフスク州ニコポリでは、ロシア軍の攻撃で男性1人が死亡した。
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ロシア乱射テロ、死者140人に ウクライナ関与を主張
ロシアのムラシコ保健相は27日、モスクワ郊外のコンサートホールで22日に起きた銃乱射テロで入院していた負傷者1人が新たに死亡したと明らかにした。タス通信が伝えた。死者は140人になった。
【写真】炎上するモスクワ郊外のコンサートホール 22日
ボルトニコフ連邦保安局(FSB)長官は26日、起訴された実行犯らの証言でウクライナの関与は「確認されている」と述べた。プーチン大統領は西アフリカのニジェールやマリの政権トップと相次いで電話会談し、テロ対策強化を協議した。
テロでは過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出したが、プーチン氏はウクライナが関与した可能性を繰り返し指摘している。
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2024年03月27日
京都大学 「力強く羽ばたいて」京都大学約2800人が門出 恒例の仮装 『君たちはどう生きるか』宮崎駿監督も
京都大学 「力強く羽ばたいて」京都大学約2800人が門出 恒例の仮装 『君たちはどう生きるか』宮崎駿監督も
ユニークな仮装での出席が恒例となっている京都大学の卒業式が行われました。およそ2800人が門出の日を迎えた京都大学。
【卒業生】「私たちはコロナが始まったころの時代だったんですけど、だからこそ経験できたこともあるし、すごく有意義な4年間でした」
卒業式に出るためにやってくる学生の中には、手の凝った仮装をする人も…
卒業生の仮装での参加が「恒例」となった京都大学。2024年は、偉業を成し遂げた映画をテーマにする人も。
【卒業生たち】「私は宮崎駿映画監督になっています」
「僕は宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』のポスターの鳥です」
「最近不透明な社会ですけど、“わたしたちはどう生きるか”ということを常に考えながら、生きていきたい」
式典で、湊長博総長は「健全な批判的精神と他者への繊細な共感を備え、力強く羽ばたいてほしい」とエールを贈り、仮装している人もしていない人も、じっくり聞いていました。
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京都大学の卒業式 時代反映した恒例の仮装姿の卒業生も参加
京都大学の卒業式が26日行われ、時代を反映した恒例の仮装姿の卒業生も多く参加しました。
京都市左京区の「みやこめっせ」で行われた京都大学の卒業式には、スーツや晴れ着のほか、恒例となっている仮装姿などの卒業生およそ2800人が出席しました。
卒業式では各学部を代表して12人の卒業生が壇上に上がり、湊長博 総長から卒業証書を受け取りました。
湊総長は卒業生に「これからも間口を広く開いて新しい出会いを臆せず受け入れてください。そこから生まれる発見がみなさんが潜在的に持つ可能性や能力を余すところなく引き出し、本当の自己発現に導いてくれるでしょう」とはなむけの言葉を贈りました。
会場ではアカデミー賞の長編アニメーション賞を受賞した「君たちはどう生きるか」の宮崎駿監督など、時代を反映した仮装も目立ち、家族や友人たちと記念写真を撮っていました。
阪神・岡田監督のユニフォームを着た農学部の男性は「3年留年して祖母を心配させたので、元気を出してもらおうと祖母が好きな監督のユニフォームを着て参加しました。無事に卒業できて良かったです」と話していました。
薬学部を卒業した女性は「製薬会社に就職するので、まだ特効薬がない人たちの希望になれるような薬を開発したい」と話していました。
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